カープ打線の「貧打」はいつ解消されるのか?
広島が“貧攻”に逆戻り 雨に苦しみ、策に溺れた?安仁屋宗八氏「データに頼りすぎてはいけない」
7/18(金) 9:00配信
デイリースポーツ

5回、三塁へのセーフティーバントで出塁する羽月(撮影・市尻達拡)
「広島1(降雨コールド)1DeNA」(17日、マツダスタジアム)
六回裏、広島の攻撃中に3度目の降雨中断。そのままコールドとなり引き分けた。前日の試合で17試合ぶりに4点を挙げて連敗を「7」で止めた広島だったが、DeNAの先発左腕、ケイに対して2安打で1得点。デイリースポーツ評論家の安仁屋宗八氏は、あえて左打者を並べた広島打線について「データに頼りすぎではないか」と首をかしげた。
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(試合展開は広島が二回、モンテロの左越えソロ本塁打で先制。1点を追うDeNAは四回一死一、三塁から宮崎の内野ゴロの間に蝦名が生還。広島先発の森、DeNA先発のケイともに五回で降板したあと継投に入ったが、六回裏、広島の攻撃中に降雨コールドゲームが宣告された)
モンテロが2試合連続で本塁打を放った。長打を期待されながらまだ3本目と物足りなさはあるが、2打席目のセンターフライも大きな当たりだったし、やっと振れだしたんじゃないかな。
あとは走者を置いた場面で打てるかどうか。そうなると打点が期待できるし“本物”と言えるんだけどね。
逆に心配なのはファビアン。もう6試合(23打席で22打数)ヒットが出ていない。
1打席目も2打席目も低めの変化球を当てるだけの中途半端な打撃になっていたからね。タイミングが合っていないのにバットが止まらない。打たされている。
それにこのところ、バットを折るシーンも目につく。先っぽに当たったり根っこに当たったり。巨人戦からだと思うが、すっかりリズムを狂わせてしまっている感じだ。
打線全体で言うなら、また“貧攻”に戻ったような印象を受ける試合でもあったね。
広島ベンチは左投手のケイに対して両外国人を除き、あえて左打者を並べていた。ケイのこれまでの左右別の対戦打率は右打者が・188、左打者が・244。どちらかと言えば“左に弱い”という傾向が数字に出ている。それは確かだ。
しかし、三振した大盛、小園、羽月の3人はスライダー系にまったく合っていなかった。左打者だから打てるという単純なものでもないのではないか。
いくら相性の良し悪しを言っても、あの鋭い変化球と150何キロのスピードボールでストライクを取られたら、そう簡単には打てませんよ。僕がケイだったら「楽な打線だな」と思いますよ。
結局、ケイに対しては5回で2安打。モンテロのホームランのあとは羽月のバントヒットだけだもの。
どうもこの日のカープは策に溺れたという印象が拭えない。データに頼りすぎてはいけないと思うのだがね。
安仁屋さんのおっしゃる通りだと思います。昨日のDeNA戦、相手投手がケイ投手という事で、カープベンチはケイ投手が左打者に打たれているというデータから、あえて左打者を並べましたが、これについて安仁屋さんは「データに頼りすぎではないか」と疑問視しています。ドリヨシも全く同感です。相手投手がどうこうよりも、まずは自分のチームの打線をしっかり固定するべきではないかと思います。
話が戻りますが、相手投手に対して右左と打者をコロコロ変えてしまうと、いつまで経っても打者の打撃技術が上がらないような気がしてなりません。つまり、チーム全体の打撃力が向上しなくなり、ますます貧打になると思うのです。昨日の試合も、DeNAケイ投手対策で左打者を並べましたが、結果はモンテロ選手のソロホームランと、羽月選手のセーフティーバントでヒットになった、たった2本のヒットでした。ドリヨシはDeNAのケイ投手は手も足も出ないほどの好投手とは思いませんし、基本に忠実に対応すれば、十分攻略できるはずです。そのケイ投手に苦戦する状況を見ると、やはりカープ打線はかなりの重症だと感じています。
本文にもありますが、確かにバットを折るシーンが目立ちますね。バットの芯にボールが当たらず、バットの先か根元に当たるケースが増えています。相手ピッチャーとのタイミングが取れていない打者が多いという象徴ではないでしょうか。頼りにしていたファビアン選手も、6試合ノーヒットと調子を落としているだけに、カープ打線の貧打はもうしばらく続くのではないかと思います。
まず、カープベンチに求めたいのは、毎日コロコロと打順を変えて欲しくありません。まず、選手が落ち着きません。そして、各選手の打線の中での役割分担が不明確になります。今も戸惑っている選手は実際にいるはずです。数字やデータに固執することなく、選手の特性や性格を考慮しながら打順を組むべきだと思います。
そして、それほど数字が上がっていない特定の選手を試合に優先して出すのも考えて欲しいと思います。本気で一生懸命頑張っている選手を起用して、しばらく試合に出場させて欲しいです。
ドリヨシが希望するカープの打順は…
1番 センター 大盛選手
2番 セカンド 菊池選手
3番 ライト 野間選手
4番 ファースト モンテロ選手
5番 レフト ファビアン選手
6番 サード 小園選手
7番 ショート 矢野選手
8番 キャッチャー 石原選手
です。
本来ならば、ドラフト1位ルーキーの佐々木選手が故障していなければ、6番で起用したいところなのですが…。
交流戦まではセ・リーグ1位のチーム打率だったのが、今やそのかけらも見受けられません。明日からのヤクルト戦で、何か打線がつながるきっかけをつかんで欲しいものです。
明日のカープの先発は森下投手、ヤクルトは奥川投手です。森下投手はカープの貧打線の影響をもろに受けています。明日こそ大量援護で楽に投げさせてあげたいですね。


