15回戦@マツダ 広島1−5読売 逆転負けの4連敗で借金は最多の8に。森下投手7回に緊急降板。リリーフ陣打ち込まれ万事休す。ファビアン選手先制弾も空砲。
【広島】逆転負けで後半戦黒星発進、ファビアンのソロのみで前半戦から4連敗で借金今季最多8
7/26(土) 21:09配信
日刊スポーツ

広島対巨人 8回表終了時、ベンチの新井監督(撮影・加藤孝規)
<広島1-5巨人>◇26日◇マツダスタジアム
広島が後半戦初戦を逆転負けし、前半戦からの連敗が4に伸びた。借金は今季最多8にまで膨らんだ。
先制したのは広島だった。両軍無得点の4回。2死走者なしから4番ファビアンが、巨人横川の初球カットボールを振り抜いて左翼席に運んだ。6月29日中日戦以来の1発が先制弾となった。
だが、直後の5回。4回まで無安打無失点投球の先発森下が、泉口に初被安打となる二塁打を浴びると、2死二塁から岸田に詰まりながらも左翼前に運ばれて同点に追い付かれた。森下は7回1死から泉口に中前打を浴びた直後、右手を気にしながらベンチに引き上げ、そのまま降板となった。
代わった中崎がリチャードに右翼線へ勝ち越し二塁打を浴びると、さらに代打坂本にも適時二塁打を浴びた。この回3人目の投手となったハーンも流れを止められず、連打でさらに1点を失った。
先制した攻撃陣は同点に追い付かれた5回以降、巨人の中継ぎ陣に無得点に抑えられた。
それでも、今日の後半戦初戦に勝利すれば、波に乗っていけるかなとわずかに期待していたのですが、これまでと全く変わらない試合運びで、打線は散発5安打で、得点はファビアン選手のソロホームランのわずか1点のみでした。期待したドリヨシがバカでした。
先発・森下投手は今季18度目の登板で、5勝で両リーグ最多10敗、防御率2.27です。前回の19日・ヤクルト戦(神宮)は7回7安打2失点で負け投手で、自身5連敗中です。読売戦は今季3度目で、1勝1敗、防御率1.93でした。
森下投手は1回表、読売丸選手を三飛、佐々木選手をファーストゴロ、吉川選手をセンターフライに打ち取る立ち上がりでした。
野手オーダーは秋山選手が1番、二俣選手が2番サード、クリーンアップは小園選手、ファビアン選手、坂倉選手で組み末包選手が6番、菊池選手が7番、林選手が8番ファーストに入りました。
読売の先発・横川投手に1回裏、秋山選手が四球も二俣選手はキャッチャーゴロ併殺打、小園選手はレフトフライに終わりました。
森下投手は2回表、読売キャベッジ選手に四球も増田陸選手をサードライナー、1塁ランナー・キャベッジ選手を帰塁させず併殺に取りました。
2回裏の攻撃で1アウトから坂倉選手が右中間に2ベースも末包選手はサードゴロ、菊池選手もサードゴロで先制できません。
森下投手は3回表1アウトから読売岸田選手に四球も横川投手を送りバント失敗のピッチャーゴロ、丸選手もライトフライに抑えました。
3回裏の攻撃は1アウトから森下投手がライト前ヒットも秋山選手がピッチャーゴロ併殺打でチャンスを作れません。
森下投手は4回表、読売佐々木選手をファーストゴロ、吉川選手をレフトフライ、キャベッジ選手を空振り三振と4回までノーヒットに抑えました。
4回裏の攻撃で2アウトからファビアン選手が左中間スタンドへ11号ソロを放り込み、1−0と先制しました。ファビアン選手は6月29日・中日戦(バンテリンドーム)以来19試合ぶりの本塁打でした。
森下投手は5回表1アウトから読売泉口選手にチーム初安打となる2ベースをレフト線に運ばれリチャード選手をセンターフライも岸田選手にレフト前にタイムリーを放たれ、1−1の同点に追いつかれました。
5回裏の攻撃は読売2番手・船迫投手に末包選手、菊池選手、林選手と出塁できません。
森下投手は6回表、読売先頭・丸選手に四球、佐々木選手の送りバントで1アウト2塁も吉川選手をファーストゴロ、キャベッジ選手を見逃し三振に取りました。
森下投手は7回表1アウトから読売泉口選手にセンター前ヒット、ここで森下投手が身体に異変を訴えて降板しました。代わった中﨑投手がリチャード選手にライトフェンス直撃のタイムリー2ベースを飛ばされ、1−2と勝ち越されました。2アウト後に坂本選手に左中間にタイムリー2ベースを放たれ、1−3となりました。ここで3番手・ハーン投手に代わるも丸選手にライト前ヒット、佐々木選手にショートへのタイムリー内野安打を許し、1−4となりました。
森下投手は6回1/3を91球、3安打、3四球、3奪三振の2失点(自責2)で降板しました。
7回裏の攻撃は小園選手がキャッチャーゴロ、ファビアン選手はレフトフライ、坂倉選手もレフトフライとクリーンアップが沈黙しました。
8回裏の攻撃は2アウトから林選手と代打・大盛選手の連打で1、2塁も秋山選手はセカンドゴロに倒れました。
9回表には松本投手が読売丸選手に2号ソロをライトスタンドへ運ばれ1−5となり、9回裏は二俣選手、小園選手、ファビアン選手と3者凡退で試合が終わりました。
カープは読売に逆転負けし、4連敗で38勝46敗5分けの今季最多借金8となりました。7月は3勝13敗3分けの借金10と大失速し、最下位・ヤクルトと6.5ゲーム差になりました。振り向けばヤクルトが迫ってきています。でも、カープのこの大失速はまだまだ続きそうですね。
先発の森下投手が7回表にまさかの緊急降板となりました。1―1の7回表1アウトから読売泉口選手にセンター前ヒットを浴びた直後、ベンチに異変を訴え、菊地原投手コーチとトレーナーがマウンドへ駆けつけました。治療のためにベンチ裏へと退き、そのまま交代が告げられました。同点でバトンを渡した2番手・中崎投手が、読売リチャード選手にタイムリー2ベースを浴び、勝ち越しを許しました。3回まで打者11人に対し、初球ボールが7度もありました。3回までに2四球と制球に苦しみながら、ノーヒットで無失点に抑えていました。ファビアン選手の先制ソロで援護をもらった直後の5回表は、1アウトから読売泉口選手にチーム初安打となるレフト線への2ベースを浴び、2アウト3塁から岸田選手のタイムリーで同点に追い付かれました。6回1/3で91球を投げ、3安打3四球で2失点という内容でした。直近5戦5敗で、前半戦だけで昨季の自己ワーストに並ぶ10敗(5勝)を喫しました。前半戦は先発17試合で12度も先制を許していました。この日は先に援護をもらいながら、白星はつかめませんでした。 森下投手はしきりに右手の指を気にしていたので、おそらくマメが出来たのではないかと思います。無念の降板となりました。問題は、森下投手の後の投手です。2番手に中崎投手が登板しましたが、はたしてしっかり準備が出来ていたかどうか疑問です。6回までの森下投手のピッチング内容を考えると、読売打線にいつ捕まっても不思議ではない状況だったと思います。なので、ピッチングコーチは事前にリリーフ投手陣にいつでも行けるように準備するように指示していたかどうか気になります。
打線は相変わらず散発5安打で1得点でした。そんな中、一筋の光となったのは、ファビアン選手の一発でした。ファビアン選手が78打席ぶりの一発となる先制11号ソロを放ちました。「初球から積極的に打ちにいった。甘く来た球を完璧に捉えることができた。先制できてうれしい」と振り返りました。両軍無得点で迎えた4回裏2アウトでの2打席目で読売先発・横川投手のカットボールを強振。捉えたライナー性の打球はレフトスタンドへと突き刺さりました。打球がスタンドに入ったことを見届けたファビアン選手はベンチの新井監督を指さし、新井監督もファビアンを指さして祝福。笑顔でベンチに戻るとナインからも祝福されました。ファビアンの一発は6月29日・中日戦以来約1カ月ぶりでした。6月は月間MVPを受賞する活躍を見せましたが7月は33打席連続ノーヒットもありました。初のオールスターにも出場し、不調から脱したことを印象づけました。悩める主砲に待望の一発が出たのは明るいニュースです。打線の軸となる選手がある程度打つ事が出来れば、打線の「線」としての流れが出来ると思うのですが…。
明日のカープの先発はドラフト2位ルーキーの佐藤投手です。地元マツダスタジアムでは初マウンドとなります。快刀乱麻のピッチングを期待しましょう。読売は赤星投手です。カープ打線よ!そろそろ目覚めなさい!


