4回戦@神宮 広島4−0東京ヤクルト 投手6人無失点リレーで完封勝利!2番手鈴木投手が移籍後初勝利!ファビアン選手先制弾!末包選手菊池選手タイムリー!3連勝で貯金1!
広島 6投手の完封リレーで3連勝!関東球場で9戦目にして初白星 ファビアンV弾
5/5(月) 21:17配信
デイリースポーツ
3回、ファビアンは左越えに3号先制ソロを放ち、菊池(右)に迎えられる(撮影・佐藤厚)
「ヤクルト0-4広島」(5日、神宮球場)
広島が今季3度目の3連勝とした。今季8戦全敗だった関東球場で今季初勝利を挙げた。これで再び貯金1となった。
前回対戦でマダックスを献上した小川相手に助っ人が魅せた。三回1死でファビアンが左翼スタンドへの特大3号ソロで先制。来日初本塁打を放った地で再びアーチを架けた。
さらに七回には無死満塁の好機から、4番・末包が左前への2点適時打。さらに代打・菊池も適時打をマークし、相手を引き離した。
投手陣は、この日が21年以来、約4年ぶりの先発となった高橋昂が3回無失点。あとを受けた2番手・鈴木もピンチで粘って2回無失点でゲームメークした。9連戦6戦目、さらには前日に広島で試合を行っていた中、必死の投手リレーで持ちこたえた。
前日の試合で「弱い部分が見受けられる」と新井監督から指摘されて、スタメンから外れていた小園は、この日は「6番・二塁」でスタメン復帰。1打席目で四球を選んだ際には雄たけびをあげて気合を表現すると、六回には好機を演出する中前打を放った。
これで広島は7連敗を喫した後、3連勝。ビジター球場での連敗も6で止めた。
関東の球場で今季初勝利となりました。今日の勝利は大きいと思います。前回マダックスを献上したヤクルト小川投手を降板させたのも良かったですし、高橋投手から始めて計6人のピッチャーがヤクルト打線を3安打無失点に抑えたのも大きかったです。
菊池がベンチ、小園が復帰。スタメンは1番センター・野間、2番サード・羽月、3番レフト・ファビアン、4番ライト・末包、5番キャッチャー・坂倉、6番セカンド・小園、7番ファースト・田村、8番ショート・矢野の野手オーダーを組んだ。
ヤクルトの先発・小川には4月3日(神宮)でマダックスで完封を喫した。1回1死から羽月が左安打もファビアンは二飛、末包は三ゴロに倒れる。
先発・高橋昂也は今季初登板。ファームでは7試合(先発2)に登板し0勝1敗、防御率3.75。1軍での先発は21年10月9日・巨人戦(マツダ)で5回4安打無失点に抑え勝ち投手になって以来だった。
高橋は1回、岩田を遊ゴロ、内山に左安打もサンタナを遊ゴロ併殺打に打ち取る立ち上がり。
2回の攻撃で坂倉が左安打、小園が四球、田村は二飛、矢野が死球で1死満塁とするも高橋は空振り三振、野間は左飛に終わった。高橋は2回1死からオスナに四球も赤羽を投ゴロ併殺打に仕留める。
すると3回の攻撃で1死からファビアンがレフトスタンドへ3号ソロを叩き込み1点を先制する。高橋は3回、中村、武岡、小川の下位打線を三者凡退に抑えた。高橋は3回を39球。1安打、1四球、1奪三振の無失点で降板。
4回の攻撃で2死から矢野が左安打も高橋の代打・磯村は左飛に倒れた。4回、2番手・鈴木が岩田に右安打、サンタナにツーベースで1死二・三塁とするも山田を二飛、オスナを空振り三振に取り危機を脱する。
鈴木は5回、赤羽を遊飛、中村悠に四球も武岡を二ゴロ、小川を一直に打ち取った。
6回の攻撃で1死から小園が中安打に二盗を決めるが田村は空振り三振、矢野は四球で一・二塁で代打・堂林は空振り三振で加点できず。6回、3番手・島内が岩田を三邪飛、内山を空振り三振、サンタナを遊ゴロに打ち取る。
打線は7回、野間が中安打、羽月がセーフティバント三内安打、ファビアンが中安打で無死満塁とすると末包がレフトへ2点タイムリーを放ち、1死後に小園が四球で満塁から代打・菊池がセンターへタイムリーを運び、4ー0とした。7回、4番手・森浦が山田を右飛、オスナを捕邪飛、赤羽を三ゴロと三者凡退に抑える。
8回、5番手・塹江が中村悠、代打・古賀、代打・北村拓を3人で退けた。9回、6番手・栗林が代打・西川を左飛、内山とサンタナを連続三振に取り試合終了。
