17回戦@マツダ 広島2−1中日 9カードぶり勝ち越しで4位中日に0.5差!遠藤投手6回1失点好投で850日ぶり白星!末包選手が決勝弾!
広島、接戦を制し9カードぶり勝ち越し
8/3(日) 20:41配信
サンケイスポーツ

六回、本塁打を放ち、ベンチで祝福される広島・末包昇大=マツダスタジアム(撮影・渋井君夫)
(セ・リーグ、広島2-1中日、17回戦、広島8勝8敗1分け、3日、マツダ)広島が9カードぶりの勝ち越しを決めた。先発した遠藤淳志投手(26)は6回を投げ、1失点で今季初勝利を挙げた。
遠藤は一回、二回と2イニング連続で三者凡退。1点リードの三回には同点ソロを浴びたが、その後は四回から六回まで3イニング連続で3人斬りと好投した。
打線は一回に2死一、二塁から坂倉の左中間適時二塁打で先制。1-1の六回には末包が左翼へ勝ち越しの8号ソロを放った。
今日は遠藤投手の好投が光る試合でした。ファームでも良いピッチングが続いているという噂は聞いていましたが、ドリヨシはファームの試合だから参考にならないかなと思っていたのですが、大変失礼いたしました。今日のようなピッチングが出来れば、先発ローテーションをしっかり支える存在になりそうです。
先発・遠藤投手は今季6度目の登板で先発は初で、0勝1敗、防御率3.86です。昨年も救援3試合の登板で先発はなく、2023年9月14日・ヤクルト戦(神宮)以来の先発登板です。
遠藤投手は1回表、中日岡林選手をファーストゴロ、田中選手をセカンドゴロ、上林選手をセンターフライと10球で抑える立ち上がりでした。
野手オーダーは久保選手が1番センター、ファビアン選手が2番、クリーンアップは小園選手、末包選手、坂倉選手で組んでモンテロ選手が6番、菊池選手は7番、矢野選手が8番に入りました。
中日の先発・松葉投手に1回裏1アウトからファビアン選手がセンター前ヒット、小園選手が四球で1、2塁とすると末包選手はセカンドフライも坂倉選手が左中間に2ベースを飛ばし、1−0と先制しました。
2回裏の攻撃は先頭・菊池選手がライトオーバーの2ベースも矢野選手、遠藤投手、久保選手は凡打で加点できません。
遠藤投手は直後の3回表、中日先頭・石伊選手に左中間スタンドへ2号ソロを運ばれ、1−1の同点に追いつかれました。
遠藤投手は4回表、中日上林選手をショートゴロ、細川選手を空振り三振、ボスラー選手も空振り三振とクリーンアップを3人で抑えました。
しかし4回裏の攻撃はモンテロ選手はファーストゴロ、菊池選手はサードゴロ、矢野選手は空振り三振と出塁できません。
遠藤投手は5回表も中日チェイビス選手をセンターフライ、石伊選手をサードゴロ、土田選手をセンターフライと打ち取り、6回表も中日松葉投手をショートゴロ、岡林選手をセカンドゴロ、田中選手をセンターフライと3イニング連続で3者凡退に抑えました。
遠藤投手は6回を74球、2安打、無四死球、4奪三振の1失点で降板しました。
直後の6回裏の攻撃で中日松葉投手に対し1アウトから末包選手がレフトスタンド上段に8号ソロを放り込み、2−1と勝ち越しました。
7回表、2番手・島内投手が中日上林選手をセンターフライ、細川選手を空振り三振、ボスラー選手も空振り三振に斬りました。
8回表、3番手・栗林投手は10試合連続無失点中で、中日先頭・チェイビス選手に四球、石伊選手の1塁線のバントがモンテロ選手の緩慢な守備で内野安打に。ノーアウト1、2塁で土田選手の送りバントを栗林投手が好フィルディングで3塁で封殺、代打・ブライト選手をサードゴロ併殺打に仕留めピンチを切り抜けました。
9回表、森浦投手が2アウトから中日上林選手にレフト前ヒット、森浦投手の暴投で2アウト2塁、細川選手に四球で2アウト1、2塁でボスラー選手のレフトフライを末包選手が好捕して試合が終わりました。
カープは中日に競り勝ち、9カードぶりに勝ち越しました。41勝50敗5分けの借金9、4位・中日と0.5ゲーム差としました。
今日はやはり遠藤投手の好投が光りました。遠藤投手は6回2安打1失点の好投を見せ、2年ぶりの勝利となりました。約2年ぶりの先発マウンドに上がると初回は3者凡退でスタートしました。1−0とリードの3回表に中日先頭・石伊選手にレフトスタンドへ同点ソロを食らうも後続を断ちました。4回表は中日の中軸である細川選手、ボスラー選手を連続三振に斬り、危なげなく投げ進めていきました。6回裏に末包選手が勝ち越しソロを放って2-1とし、勝利投手の権利を持ってマウンドを降りました。ベンチでは新井監督からも肩をたたかれ、好投をねぎらわれました。 今日の遠藤投手は素晴らしいピッチングだったと思います。先発ローテーション入りを勝ち取ったでしょう。大事なのは次回のピッチングです。今まで何度も期待されては裏切られる遠藤投手なので、今度こそ揺るぎないものにしなくてはなりません。
その遠藤投手の久しぶりの勝利をアシストした末包選手のバッティングも良かったですね。末包選手も再び4番に入って、少しずつ当たりが戻って来ているように感じます。チームが連敗で苦しんでいる中で、末包選手の音頭で選手だけのミーティングを行うなど、末包選手のカープ愛は計り知れないものがあります。残り47試合で、末包選手がどれだけチームを牽引する事が出来るのか、注目ですね。
今日はマツダスタジアムの音響トラブルで、ヒーローインタビューが中止となりました。最終回の時点で音響トラブルが発生しました。試合後のヒーローインタビューの時も直りませんでした。6回2安打4三振1失点で、今季初勝利を飾った遠藤投手と決勝の8号ソロを放った末包選手がお立ち台へ向かいました。しかし、大型ビジョンには「音響トラブルのためヒーローインタビューを中止させていただきます。大変ご迷惑をおかけしますがご了承くださいませ」と映し出され、勝利に沸いていたスタンドのカープファンから「えーっ」という悲鳴に近い声が上がりました。ただし、お立ち台での写真撮影は行われました。その後、ベンチ裏に戻ってきたヒーロー遠藤投手は「トラブルでしゃべれなかったので、(次の機会があれば)自分の思いをしゃべりたいと思います」と笑いながら語りました。
さて、次のカードはあさって5日から横浜スタジアムでDeNAとの3連戦です。チームがAクラスを確保するためには、このDeNA戦を3タテしなくてはなりません。しかし、今のカープの打線の状態を考えると、かなり難しいかもしれません。が、我々ファンの思いをなんとか叶えて欲しいと思います。


