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交流戦ブレイクの大盛選手はリーグ戦再開後も活躍出来るか?

【広島】交流戦ブレーク大盛穂、成長示す数字は3HRでも長打率.560でもなく「20.4%」



6/23(月) 11:00配信



日刊スポーツ


広島大盛穂(2025年6月21日撮影)


<ニッカンスポーツ・コム/プロ野球番記者コラム>


 交流戦最終戦を終えた22日楽天戦後、大盛穂外野手(28)は悔しそうな表情で球場を後にした。


 連続安打が10試合で途切れたことだけが理由ではない。今季初めて1試合2三振を喫したからだった。


 交流戦で一気に存在感を示した。途中出場した8日西武戦で今季1号を放つと、同じく途中出場した11日ロッテ戦では適時打を記録した。12日ロッテ戦で今季初先発し、翌13日の日本ハム戦では1番で起用された。15日の日本ハム戦から交流戦最終戦まで実績ある秋山や野間、若い中村奨を押しのけて、「1番中堅」での先発出場を続ける。


 昨季までは代走や守備固めの“切り札的存在”だった。途中出場から打席を与えられなかったのは、三振の多さが一因だった。




 三振率をみると、1軍デビューした20年から「33・8%」「46・3%」「22・4%」「31・0%」。昨季も「28・6%」だった。昨年の秋季練習では藤井ヘッドコーチから直接、指摘された。


 だからこそ、今季は2年連続で学んだソフトバンク近藤流を貫く覚悟を決めた。昨季はつなぎの役割を意識するあまり、開幕前に打撃スタイルを戻した。高みを目指して攻めるのではなく、守りに入った自分自身への悔恨もあった。3年で新打法への理解度が高まり、完成度も上がったことで、対応力の向上につながっている。


 「強く振らないことで止まれるようになった。これまではしゃかりきに振っていたのが、無理なく止められるようになったことが大きい」


 今季の三振率は、「20・4%」まで向上した。21日までは「18・4%」の高水準だった。スイングを小さく、コンタクト重視の打撃にして三振を減らしたわけではない。安打数や打点、得点とすべての打撃成績で21年以降、最多の数字をたたき出し、シーズン本塁打数は21日までの10試合で自己最多を更新した。ここまでの長打率5割6分は過去のシーズン最多20年3割1分8厘を大きく上回る。


 強振を基本線としながら、早いカウントからノーステップ打法に切り替えるなど工夫もみられる。毎試合マルチ安打を打ったり、2桁本塁打を打ったりすることを求められているわけではない。三振を減らして事を起こす打撃、どんな形でも塁に出る打撃が求められている。


 22日楽天戦では、3回無死一塁に二ゴロを打って投手森と入れ替わる形で一塁に残った。プレーボール直後の1回の守備では楽天浅村の中堅前方の当たりをダイビングキャッチした。無安打2三振も、示した存在感は決して小さくなかった。


 27日からはリーグ戦が再開する。広島の外野争いはまだまだ続く。これまではレギュラー争いの後方にいたが、初めて先頭集団の1人としてプレーしている。今こそ守るのではなく、攻めの姿勢が求められる。【広島担当 前原淳】







大盛選手がいよいよ殻を破ろうとしています。大盛選手はこれまでは主に代走や守備固めで起用されるのがほとんどでした。課題であった打撃力がなかなか伸びず、レギュラーへの道は程遠いかと思われました。しかし、この交流戦、8日の西武戦で今季1号ホームランを放ってから、打撃力で頭角を現して来ました。


本文に書いてありますが、大盛選手は三振率が高く、なかなか打席に立たせてもらえませんでした。ドリヨシから見ても、大盛選手は三振が多い印象がありました。相手ピッチャーの抜いた球や縦の変化球に対応出来ず、バットが空を切るケースが多かったように感じます。大盛選手自身もそのあたりは危機感を感じていたようで、2年連続でソフトバンクの近藤選手の自主トレに参加して、近藤選手の打撃スタイルや打撃論を学びました。その結果、それまでの打撃の悪い点、課題に気づけたのは大きかったのではないでしょうか。それまでは全力でスイングにかかっていたのを、強振する事を基本線としながら、振りにいって振るのを止める技術を習得できた事が、大盛選手の打撃力の驚異的な変化を生んでいるのだと思います。


大盛選手は大阪市都島区の出身で、1996年8月31日生まれの28歳です。身長179センチ、体重80キロです。小学1年で野球を始め、守口シニアを経て高校は静岡の飛龍高校へ進学しました。大阪市立淀川中学校卒です。


静岡産業大学進学後は4年春の静岡リーグで首位打者となり、秋季リーグでも打率4割を超え、チームの18年ぶりの東海大会進出の原動力となりました。


2018年10月25日に行われたプロ野球ドラフト会議において、広島東洋カープから育成ドラフト1位で指名を受け、11月16日に支度金300万円、年俸300万円(金額はともに推定)で仮契約しました。背番号は124でした。静岡産業大学出身者としては初めてのプロ野球選手となりました。


2019年は、2軍でチームトップの109試合に出場し、打率.248、1本塁打、11打点、16盗塁を記録しました。11月12日に翌年より支配下選手登録されることが球団から発表されました。契約金1000万円、年俸500万円で、背番号は59になりました。


2020年は、7月24日に自身初めて1軍に登録されると、7月26日の横浜DeNAベイスターズ戦でプロ初安打を記録しました。22試合で1番打者として先発出場するなど73試合に出場し、打率.259、2本塁打、16打点、5盗塁の成績を残しました。


2021年は、自身初めて開幕1軍入りするも、開幕2戦目の中日戦で「8番・中堅手」で先発出場した1試合を除き、代走や守備固めの起用でした。15試合で打率.125。4月2日に登録を抹消されました。5月3日に再度1軍登録されました。5月20日に、新型コロナウイルス感染を調べるPCR検査で、陽性判定を受けたと発表されました。陽性判定が明らかになる前の5月18日に、球団の判断により「感染拡大防止特例2021」の対象選手として出場選手登録を抹消されていました。7月27日に右手有鈎骨骨折による骨片摘出手術を受け、9月8日の2軍戦で実戦復帰しました。9月22日に1軍登録され、その日の試合に先発出場しました。最終的に56試合に出場し、打率.270を記録しました。


2022年は、開幕1軍入りを果たしましたが定着できず、最終的に1軍で52試合出場で打率.203に終わわりました。


2023年は、1軍で59試合に出場し、打率.152に終わりました。


2024年は、自己最多の74試合に出場しましたが、代走や守備固めとしての出場が多かったため打席数は大幅に減り35打席に留まりました。 


今週27日からはリーグ戦が再開されますが、そこでも大盛選手が活躍出来るかどうか、非常に注目されますね。おそらく、年齢的にも今季大盛選手が外野のレギュラーを獲得出来るかどうかはラストチャンスではないかと思います。22日の楽天戦で、今季初めて1試合2三振を喫した事に悔しそうな表情をしていたらしいので、大盛選手にも、現カブスの鈴木誠也選手のような、ひたむきに打撃力向上に向けての求道心が芽生えたかなと、少し楽しみになってきました。という事で、ドリヨシの予想では、もう一山、二山あるかもしれませんが、打撃に関しては今季キャリアハイの数字を残せるのではないかと思います。秋山選手や野間選手を押しのけて、現在1番センターのスタメンを握っていますが、カープの切り込み隊長として、そして守備では「エリア33」「エリア4」に次ぐ「エリア59」と呼ばれるように頑張って欲しいですね。

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