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9回戦@マツダ 広島5−1読売 小園選手値千金のプロ初逆転のグランドスラム!リリーフの鈴木投手が2勝目!読売に3タテし首位阪神に0.5差!

【広島】小園海斗が祖父に捧げるプロ初満塁弾! 巨人に3タテ食らわせ16日から首位阪神と対決


5/15(木) 22:33配信



日刊スポーツ


広島対巨人 6回裏広島1死満塁、逆転右越え満塁本塁打を放った小園(撮影・加藤孝規)


<広島5-1巨人>◇15日◇マツダスタジアム


 祖父にささぐアーチ。広島小園海斗内野手(24)が、自身初のグランドスラムでチームを3連勝に導いた。0-1の6回1死満塁から巨人山崎の高めの球を捉えて右翼席に運んだ。難敵右腕から今季チーム初得点が逆転の満塁弾となった。巨人相手に今季2度目の本拠地3連勝。前回敵地東京ドームで3連敗を喫した借りを返した。勢いに乗り、16日から0・5ゲーム差に迫った首位阪神との敵地3連戦に挑む。


    ◇   ◇   ◇


 浮いた球に、小園の体は反応した。力みになく振り下ろしたバットが捉えた打球は、天に向かうように伸びた。前進守備の右翼手のはるか頭上を越え、右翼席に吸い込まれた。「どんな形でもいいので、1点だけは入れないとヤバいなと。何とか食らいついてやろうという感じでした」。大歓声と赤い波で揺れる中、右手を天に突き上げながらダイヤモンドを一周。ホームを踏むとチームメートとハイタッチして喜びを爆発させた。


 「弱い自分」と決別した。5月4日中日戦では「グラウンドで弱い姿が見受けられる」と新井監督から指摘され、23年7月4日からの連続試合出場が途切れた。13日巨人戦から腹をくくったように、初球攻撃が目立った。3試合で14打席中12打席でファーストストライクを振りにいく姿勢を見せた。


 弱い姿を見せるわけにはいなかった。2日前の13日、祖父が他界。両親は野球経験がなかったが、祖父には幼少期から甲子園へよく連れて行ってもらい、自然とバットを握るようになっていた。報徳学園での甲子園出場も、プロ入りも喜んでくれた笑顔が目に浮かぶ。「一昨日、1人でいっぱい泣いたので」。グラウンドでは涙を胸にしまい、戦った。


 プロ入り初の満弾で早くも昨季に並ぶシーズン2号となった。新井監督は「追い込まれた中で高めの変化球に反応して、あそこまで飛ばすんだからね。まだまだ彼には期待していますよ」と逆境の強さをたたえた。チームも前回敵地で3連敗した巨人に、本拠地3連勝でやり返した。


 16日からは0・5ゲーム差に迫った首位阪神との3連戦。首位攻防を前に、小園は祖父の告別式に参列する予定だ。感謝とともに新たな決意を告げて、敵地・甲子園へと向かう。【前原淳】


 ▼広島小園がプロ初の満塁本塁打。広島の選手が本拠地の巨人戦で逆転満塁本塁打を放ったのは、80年7月8日の山本浩二(投手鹿取)、02年8月4日の西山秀二(投手真田)に次いで3度目。


 ▼広島がマツダスタジアムでの巨人戦でシーズン6連勝したのは18年開幕から9連勝して以来7年ぶり。







今日は小園選手が主役ですね。全部持って行ってしまいました。まさか読売を3タテするとは思いませんでした。投打共に粘りが出てきて、イヤらしいカープの野球が出来ていると思います。読売山﨑投手に今季初黒星を付けたのも大きいと思いますね。


先発・ドミンゲス投手は今季4度目の登板で、1勝0敗、防御率2.25です。前回の5月1日・読売戦(東京D)は5回3安打2失点で勝ち負けつきませんでした。読売戦は今季2度目の登板です。


ドミンゲス投手は1回表、読売泉口選手をショートゴロ、ヘルナンデス選手をライトフライ、吉川選手を空振り三振に取る立ち上がりでした。


スタメンは不動で中村奨成選手が1番センター、クリーンアップはファビアン選手、末包選手、坂倉選手、モンテロ選手が7番ファースト、矢野選手が8番に入りました。


読売の先発・山﨑投手に1回裏、中村奨成選手はセンターフライ、菊池選手はサードゴロ、ファビアン選手はサードフライに終わりました。


ドミンゲス投手は2回表2アウトから読売増田陸選手にセンター前ヒットも甲斐選手を空振り三振に取りました。


2回裏の攻撃で1アウトから坂倉選手がレフト前ヒット、小園選手のピッチャーゴロで2アウト2塁もモンテロ選手はセンターフライで先制できません。


ドミンゲス投手は3回表、読売先頭・浅野選手にセンター前ヒット、山﨑投手の送りバントで1アウト2塁、泉口選手をセカンドゴロ、ヘルナンデス選手に四球も吉川選手を空振り三振に斬りました。


ドミンゲス投手は4回表、読売キャベッジ選手をレフトフライ、リチャード選手を空振り三振、増田陸選手にセンター前ヒットも甲斐選手を空振り三振に取りました。


4回裏の攻撃で先頭・菊池選手がレフト前ヒットもファビアン選手はショートゴロ併殺打でチャンスは作れませんでした。


ドミンゲス投手は5回表1アウトから読売山﨑投手に四球、自らの暴投に泉口選手とヘルナンデス選手に連続四球で1アウト満塁とされると吉川選手をセカンドゴロもキャベッジ選手に押し出し四球を与えて0−1と先制され降板しました。代わった中﨑投手がリチャード選手をピッチャーゴロに抑えました。ドミンゲス投手は4回2/3を106球、3安打、5四球、6奪三振の1失点でした。


5回裏の攻撃は2アウトからファビアン選手が右中間に2ベース、矢野選手が四球、代打・秋山選手がレフト前ヒットで2アウト満塁も中村奨成選手はセカンドゴロで同点に追いつけません。


6回表、3番手・鈴木投手が読売増田陸選手にショート内野安打、自らのボークでノーアウト2塁に。甲斐選手の一塁側の送りバントに1塁のベースがガラ空きでピッチャー内野安打、浅野選手に死球でノーアウト満塁の大ピンチを招きましたが、山﨑投手と泉口選手を連続空振り三振、ヘルナンデス選手をレフトフライに打ち取り無失点で凌ぎました。


6回裏の攻撃で菊池選手がショート内野安打、ファビアン選手が13戦連続安打のレフト前ヒットでノーアウト1、2塁、末包選手は空振り三振も坂倉選手は四球で1アウト満塁とすると小園選手がカウント1−2と追い込まれながらも高めのストレートを強振、ライトスタンドへ自身初の2号満塁弾を放り込み、4−1と逆転しました。


7回表、4番手・塹江投手が読売吉川選手をサードゴロ、キャベッジ選手を空振り三振、リチャード選手をライトフライとクリーンアップを3人で封じました。


8回表、5番手・島内投手が読売増田陸選手、甲斐選手、浅野選手を3人で抑えました。


8回裏の攻撃は読売ケラー投手に先頭・ファビアン選手が四球で代走・羽月選手、末包選手は空振り三振、坂倉選手も四球、小園選手はセンターフライ、モンテロ選手が四球で2アウト満塁とし、、代わった読売馬場投手から矢野選手が押し出し四球を選び、5−1としました。


9回表は森浦投手が3人で締めて試合が終わりました。


カープは逆転勝ちで、開幕からマツダスタジアムでの読売戦は無傷の6連勝を飾りました。20勝16敗1分けの貯金4で首位・阪神がDeNAに敗れため0.5ゲーム差に迫りました。


まずは小園選手ですね。一振りで試合をひっくり返しました。0−1で迎えた6回裏1アウト満塁で、読売山﨑投手に追い込まれながら、4球目の高めに浮いた球を見逃しませんでした。ライトスタンドへ飛び込んだ今季2号は、プロ7年目で初の満塁ホームランでした。1塁を回ったところで右の拳を高々と突き上げ、飛び跳ねるようにベンチ前に戻ると、首脳陣、選手もお祭り騒ぎで出迎えました。一時は攻守に精彩を欠き、スタメン落ちも経験した若武者が、ここに来て光を放ち始めました。実はこの前の5回裏にも2アウト満塁の大チャンスがありましたが、中村奨成選手が凡退してチャンスを潰していました。それだけにこの6回の大チャンスは絶対にモノにしなくてはならない状況の中で、見事に最高の結果を出してくれたと思います。


先発のドミンゲス投手は荒れていましたね。4回2/3を3安打1失点で降板しました。5つの四球と、元々課題であった制球難が露呈し、5回を投げ切ることは出来ませんでした。4回までなんとか無失点ピッチングを続けていましたが、5回表、1アウトから読売山﨑投手に四球を与え、泉口選手とヘルナンデス選手にも四球で1アウト満塁の大ピンチ。吉川選手はセカンドゴロに仕留めましたが、キャベッジ選手にはフルカウントからの7球目が高めに浮いてしまい、押し出しの四球となりました。まさに「独り相撲」です。すぐさま新井監督がベンチを出てピッチャーの交代を告げました。こんなに不安定なピッチングでは、チームの士気にも影響が出てきます。一度ファームで調整した方がいいと思います。


今日は3番手の鈴木投手が2勝目を挙げました。6回表に登板し、内野安打に送りバントの内野安打、死球で、ノーアウト満塁の大ピンチを迎えましたが、読売山﨑投手、泉口選手、ヘルナンデス選手と打者3人を抑えて切り抜けました。その裏の攻撃で小園選手の逆転満塁弾が飛び出し、勝利投手となりました。


カープのリリーフ陣は素晴らしいですね。5回にドミンゲス投手から引き継いだ中崎投手も見事な火消しを務めましたし、7回塹江投手、8回島内投手、9回森浦投手と無失点リレーでした。


これで読売に3タテし、首位阪神に0.5ゲーム差に迫りました。明日からは敵地甲子園で阪神との首位攻防3連戦です。明日のカープの先発は森下投手、阪神は村上投手です。明日は1点を争う僅差のゲームが予想されますが、今のカープの粘りがあれば、きっと勝ってくれると思います。

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